犯罪被害者にならないための防犯サイト


 日常の盗撮対策 

 盗撮事件では毎日のように報道されておりますが、認知されている件数の極一部で、氷山の一角
でしか有りません。
弊協会の「盗聴・盗撮なんでもほっとライン」でも多くの盗撮に関する相談が寄せられています。
盗撮は一度被害にあってしまうと、その画像はインターネットを通じて複製・拡散をしてしまい、被害
者の精神的なダメージは、計り知れないものとなります。

予防に勝る治療無し、と言われるように盗撮対策でも日常の注意が必要になります。


 
盗撮でも犯人の手口を知った上で対策をする事が効果的です。
ここで、主な盗撮の発生場所と傾向を見てみます。


        資料提供:警視庁 生活安全総務課 (注1)

 グラフを見ると、駅構内(エスカレーター等)での盗撮が依然大半を占めているものの、店舗での盗撮が増加傾向である事がうかがえます。
また、被害の発生時間帯では、14時〜19時が全体の約半数を占め、ついで7時〜9時の時間帯(注2)
となります。この事から、夕方や朝の通勤・通学など人が混み合う時間帯に狙われる事が窺えます。







エスカレーターや階段など段差のある場所は多くの盗撮被害が発生していますので背後に注意が必要です。

エスカレーターではスカートの裾を押さえると共に背後に注意しましょう。


        



ショッピング中など商品に気をとられると背後から狙われる危険性が有ります。

周囲にも気を配り、商品を手にする時は商品棚を背にすると周囲の状況も分かります。


商品や商品棚が反射性の場合、商品と併せて周囲の状況を確認しましょう。



つり革や手すりに掴まっている時も背後や足元に注意が必要です。
また、着座の際はヒザがけ等の使用をお勧めします。




トイレでは手洗い台やペーパーホルダーなど死角になる場所に注意が必要です。

不審物を見つけた場合は、手を触れずにハンカチやペーパーなどでカメラのレンズ部を覆い隠し通報しましょう。

 盗撮画像が一度インターネット上に流されてしまうと情報を回収する事が困難になります。
 デジタルデータが複製され大量配布されないように、自己防衛が重要になります。
 犯罪者はわずかな気のゆるみをついてきますので、人混み等では常に注意して行動しましょう。
 


 
警視庁公式サイト「安全な暮らし」では様々な事件に対し対策が紹介されています。

 
 弊協会でも随時情報を追加・更新し対策のご案内をしてまいります。

 注1:警視庁 生活安全総務課の手集計、四捨五入による概算表示のため積算値は100になりません。
 注2:警視庁 生活安全総務課の手集計によるデータより抜粋。

安全(セキュリティ)の基本・準備中

街頭での盗撮対策

スマートフォン利用の注意点・準備中


 

日本情報安全管理協会ホームページ  / 盗聴・盗撮被害なんでもほっとライン /  DV防止の相談室   /お問い合わせ

  当サイトは、市民の意識向上により犯罪を防止することで、「市民生活の安心と安全」を確保することを目指しています。
Copyright(c) Japan Information Leak Control Management 2007-2013 all Right Reserved